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暮らしの価値を創造する
革新的企業へと進化
(写真左上)imo mamo FESスイーツ編、(右上)welzo研究農場(今津)
(左下)はなつむぎプロジェクト、(右下)新門司工場(調整魚粉製造)
農畜水産業、食品産業、園芸花卉、住環境、流通などを通じて暮らしの価値を創造するイノベーションカンパニーの㈱welzo(ウェルゾ)。昨年6月、シンガポールに現地法人を設立し、本格的な海外展開が始動したほか、国内では拠点拡大やスマート農業の研究が進むなど、世の中に新たな価値を提供していく。
シンガポール子会社軸に
海外展開を加速
暮らしの価値を創造するイノベーションカンパニーは2025年6月、シンガポールに100%出資の現地法人を設立。東南アジア諸国の市場性や消費動向を踏まえて、マーケティング戦略の立案や実行に取り組んでいる。その市場調査によって、東南アジアでも日本産農産物の需要が非常に高いことを確認。国内の安定供給を目的に、飼肥料原料等の海外仕入網を拡大するほか、日本産農作物や農園芸資材の輸出も積極的に手掛けていく。
また、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する25年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」のニーズ確認調査に採択された。今後はシンガポール子会社を拠点に、インドネシアで「未利用資源を活用した循環型スキームでのブレンド魚粉養殖飼料原料事業」の市場動向を調査。需要を見極めて、本格的な販路開拓に繋げる計画だ。
販路拡大やスマート農業の
研究進む国内事業
海外での展開が加速する一方、国内での事業拡大も着々と進行。畜産業向けの飼料を専門に扱う九州営業所(北九州市小倉北区)が昨年、本格稼働した。これまで大阪支店が担当していた九州エリアの牛、養豚用の飼料を販売するほか、取扱量の少なかったブロイラー、採卵鶏用飼料も商品ラインナップに加えるなど、今期中の黒字化に向けて、新規開拓に励んでいる。そして福岡市西区の「welzo研究農場」では、「きゅうりの自動栽培システム」を九州大学大学院と共同で構築中。施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで日々作物の生育状況を研究している。今年からは宮崎県の農家とも提携し、同県での自動栽培にも着手。地理的条件が変わっても、安定的に作物が収穫できるスマート農業の確立に尽力する。そのほか、事業拡大に必要なDX化などには積極投資する構えで、商品出荷のピッキング作業を自動化する「ピッキングロボット」を物流センターに導入する予定だ。
農園芸通じた社会貢献活動も推進
国内外で事業拡大を図るとともに、CSR活動も推進。その一つが、地域の保育園や教育機関、福祉施設と連携し、地球の幸せな未来づくりに向けて社会と共創する「はなつむぎプロジェクト」。同プロジェクトでは、園児や高齢者、学生がテーブルを囲み、寄せ植え体験をすることで、園芸活動をきっかけに多世代交流を促進。寄せ植えには資源循環を意識した園芸資材も活用しており、持続可能な暮らし方を実践する機会も提供する。さらに、同社が中心となって設立した南九州で蔓延する「サツマイモ基腐病」から農家を守る産学連携コンソーシアム(通称SSP)には、九州大学や鹿児島の焼酎メーカーなど17社・団体が加盟。例年秋ごろに開催する啓発イベント「imo mamo FES」などを通じて、サツマイモ経済圏の復興にも力を注ぐ。
パーパスである「人にも地球にも、幸せな未来を開拓する」を実践するwelzo。環境、社会に配慮した事業活動を推進するとともに、協業、共創を通じて、世の中に新たな価値も提供していく。
採用情報
募集職種/総合職
応募資格/高校・短大・大学・大学院卒
問合せ先/広報ブランディング室
(kouhou@welzo.co.jp)
※詳しくはHPをご覧ください
(ふくおか経済EX2026年)


