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半世紀の感謝を胸に新たな未来に向けて第一歩

わずか6人で創業して半世紀。博多駅前を起点に県内でエリアを拡大し、沖縄を含む九州一円に広がった。ユーザーは法人約16万軒と一般家庭約11万軒。社員数は1,600人を超え、売上高は200億円を突破した。7月からの来期は「キレイ・安心・安全の追求」に向け新たな一歩を踏み出す。

14項目に渡る50周年記念行事

2016年6月期売上高は205億円で、初めて200億円を突破。今期から「ありがとう50年。今、新しい未来が始まる!」をスローガンに創立50周年行事を展開している。昨年8〜12月には、30年以上の永年顧客訪問活動を実施。一般家庭2,590軒を含む12,906軒を手分けして訪ね、記念品とともに感謝の思いを伝えた。昨夏に初めて開いた「夏休みこどもおそうじ教室」には、232人の応募から抽選で小学生27人が参加した。こうした記念行事は14項目に及び、今年9月の創立記念日まで続く。

同時に、今期は3か年の中期経営計画の最終年度に当たる。「Do! Our Best 50th〜力を結集し、お客様価値を創造する」をグランドビジョンに掲げ、「価値を創造するための4つの方向性」を示して具体的に進めてきた。なかには50周年記念事業として取り組んだ事業も多い。

福岡市博多区半道橋1丁目の本社ビル

価値創造のための4つの方向性

まず、「クレンリネスの推進」では「おそうじマイスター制度」が6年を経過。今期から資格取得3年目営業職正社員を対象に「基礎コース3年検定」を始め、上級コース修了者428人には基礎コースで実施していた半年1度のスキルチェックを導入した。

2つ目の「ES(社員満足)の向上」では、50周年記念旅行を昨秋実施。北海道旅行は2班に分け、計677人が参加。台湾旅行は出発日を1日ずらして二手に分けたが、現地で参加635人が一堂に会したパーティーも開いた。一方、昨秋の第3回社内軟式野球大会「サニクリーンカップ」には軟式7チームなど9チームが出場。社員や家族など2日間で延べ500人が応援に駆け付けた。3月には大分にも軟式野球部が創部。昨年5月にはフットサル部も発足し、企業スポーツが広がりを見せる。

3つ目の「パートナーとの共存共栄」では、50周年行事で「パートナー感謝パーティー」を初開催。福岡をはじめ九州各地8か所で開き、協力会社172社が参加した。

4つ目は「地域社会への貢献」。営業所ごとに地域密着の「KIREI WORKS九州」を展開してきたが、今期下半期は50周年行事として15ブロックに分け実施規模を拡大。その一環として「サニエルの森・鹿児島」には鹿児島県内と宮崎県都城市の営業所が参画。役員と家族も加わり、鹿児島県曽於市の「悠久の森」にモミジを中心とした800本を植樹した。

また、5年が経過したAEDレンタルの契約台数は3,000台を超えた。社員の大半が普通救命講習を受講し、営業所長を含む65人が応急手当普及員の資格を取得している。

また社員が実施する普通救命講習は2,000件に達し、延べ約33,000人が受講した。

来期から新たなスタート

田島副社長は一連の事業を振り返り、「97項目の経営政策の98%は順調に推移している。次の3か年の新中期経営計画の策定に入るが、7月からの来期が新たなスタートになる」と抱負を語る。

昨年7月に始めた「老人ホーム紹介サービス」に続き、年明けから福祉用具のレンタルを開始。4月には沖縄県で4番目の沖縄東部営業所を開設する。また、昨年7月には衛生管理サービス(SO事業)と業務用オフィス清掃サービス(FP事業)を統合し、クレンリネスマネジメントサービス(CMS事業)に変更した。次を見据えた動きも見え始め、「キレイ・安心・安全の追求」に向け新たな一歩を踏み出す。

田島力男 代表取締役副社長
たじま・りきお/1948年10月26日生まれの68歳。春日市出身。福岡大学商学部卒。71年同社に入社。94年取締役営業本部長に就任し、99年常務取締役営業本部長。02年代表取締役専務に就任し、14年代表取締役副社長に昇格。趣味はゴルフ(HC14)と盆栽

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田島副社長は入社当初から野球部に入部し、捕手を務めた。その実体験から企業スポーツへの理解は深い

(ふくおか経済EX 2017より)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)サニクリーン九州 (カ)サニクリーンキュウシュウ)
代表者名
山田健
所在地
〒812-0897 福岡市博多区半道橋1-17-41 [MAP]
TEL
092-474-0081
企業ホームページ
http://www.skkyu.co.jp/
設立
1967年9月
創業
資本金
1億円
従業員数
1,610人