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HD体制のシナジーで描く
安全とサインの融合

(写真左)グリーンクロスビル(大阪市天王寺区)
(右上)2025年度の入社式
(右下)2026年度採用の内定式

16期連続の増収増益で過去最高を更新中の成長企業。2026年4月期は売上高300億円に迫る勢いで、盤石な体制を構築している。大阪や名古屋での設備投資に加え、共創プラットフォームの始動、過去最多の新卒32人を採用するなど、着々と次なる発展への布石を打つ。

M&Aと設備投資で基盤強化

2026年4月期連結決算は売上高が前期比7.3%増の299億1,500万円、経常利益が4.3%増の20億7,800万円で共に過去最高を更新し、17期連続の増収増益となる見込み。久保孝二社長は「今期は三建リース㈱と㈱ドトキューブのM&Aを実行し、グループ15社体制となった。企業規模が拡大する一方で、中核企業の㈱グリーンクロス単体でも伸びているのが大きな特徴」と自信を見せる。一昨年11月の持株会社体制への移行により、グループ間の連携は一層強まった。単体事業の成長に加え、傘下企業各社とのシナジー追求が成長の源泉になっている。ソフトウエア開発の㈱システムエリアなど、異業種の知見を取り込むことで、グループ内で経営資源を循環させ、自前で一貫対応できる体制を整備。収益性を高める独自モデルが定着しつつある。
堅調な業績の背景には、積極的な設備投資がある。関西圏では、大阪市東住吉区に約3,300㎡の土地を確保し、新たな事務所兼倉庫を建設する。グリーンクロス大阪支社と㈱マクテックを移転集約し、現支社の3~4倍の規模となる予定で、今秋の稼働を目指す。レンタル品の在庫機能を大幅に強化し、さらなるシェア拡大を担う戦略拠点となる。また、名古屋市千種区でも6階建ての自社ビルを取得。グリーンクロス名古屋支社と㈱トレードを移転集約し、来期中の稼働を計画している。
また、新たな柱として期待されるのが、サイン事業の協業プラットフォーム「ONE SIGN」だ。同社に寄せられる案件をネットワーク内で共有し、グループと協力会社の双方にメリットを生み出す仕組みで、情報交換や仕事の相互融通を促進するコミュニティを形成する。今夏めどに開始を目指しており、既に約100社の参画を見込むなど、業界内での共創関係を深化させている。

(写真)ウオーキングイベント

 

健康経営の推進と
人的資本への積極投資

先進的な取り組みの基盤を支えているのは、従業員の心身の健康を重視する経営姿勢。3月には「健康経営優良法人ホワイト500」に3年連続で認定されており、高い水準で健康経営を実践している。この4月には過去最多となる32人の新卒社員が入社。久保社長は「主幹地区に満遍なく配属し、次世代を担う組織へと底上げを図る」と意欲を示す。一律の給与引き上げなど、若手社員がやりがいを持って働ける環境整備も、人材確保の成功を後押ししている。
「安全とサインの融合」をテーマに掲げる同社。久保社長は「市場の変化を予測し、先手を打って対策を講じなければ飲み込まれてしまう」と現状に甘んじず、強い危機感を露わにする。建設業界の働き方改革やDX化に伴うニーズの変化を的確に捉え、より高い次元で実現させる方針だ。また、引き続きM&Aも積極的に検討し、保険やリースなどグループの機能を補完する領域への進出も視野に入れている。創業から50年を超える歴史で培った現場主義の精神を大切にしつつ、ホールディングス化による組織力でニッチトップの地位を盤石なものにしていく。

久保孝二社長
くぼ・こうじ/長崎市出身。1971年2月1日生まれの55歳。大阪教育大学中退。98年7月同社入社、2000年8月久留米支社長代理、02年5月久留米支社長、04年5月営業開発部次長、05年5月執行役員営業開発部長、08年7月取締役同、11年4月社長就任。趣味はゴルフ

 

 

採用情報
募集職種/営業 一般事務 サインクリエイター
応募資格/新卒~30歳くらいまで
採用実績/2026年度32人
採用予定/80人(新卒・中途含む)
問合せ先/TEL.092-737-0370
担  当/神吉(かんき)

(ふくおか経済EX2026年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
(株)グリーンクロスホールディングス (カ)グリーンクロスホールディングス)
代表者名
久保孝二
所在地
〒810-0034 福岡県福岡市中央区笹丘1-17-29 [MAP]
TEL
092-737-0370
企業ホームページ
https://green-cross-hd.co.jp/
設立
1971年7月
創業
資本金
6億9,726万円
従業員数
1,015人