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新物流センターが本格稼働
グループ1000億円へまた一歩

中核会社であり日本最大の総合試薬ディーラー・正晃㈱が創業70周年を迎える。持株会社制の導入により、主要エリアである九州をはじめ首都圏、関西、北海道で展開するグループ各社が、それぞれの地域に密着したエリア戦略を加速。「グループ1,000億円」という大きな目標へ一丸となって駆け抜ける。

新たな物流拠点「正晃物流センター」が今夏稼働

今夏の本格稼働を目指し、本社近くの福岡流通センター内に新たな物流拠点「正晃物流センター」を建設している。主に大学や企業の研究機関および医療機関向けの一般試薬や臨床検査薬等の物流施設として冷凍、冷蔵、定温の保管スペースを備えるとともに、コンピュータ管理による自動搬出入システムを導入。さらに近年多発する自然災害に備え、免震設備や非常用予備電源を設置するなど、最新鋭の設備で商品の品質管理・配送の効率化を図る。これまで物流センターの役割を担ってきた本社倉庫は、福岡営業所の倉庫として活用。新物流センターは山口から沖縄まで九州一円の営業エリアをカバーするハブ(中枢)倉庫と位置付けている。
総合試薬ディーラーの正晃㈱(福岡市)を中核に、ライフサイエンスの専門総合商社・㈱バイオテック・ラボ(東京都)、試薬卸の㈱フロンティア・サイエンス(北海道石狩市)、竹内化学㈱(和歌山市)、医療分野でIT関連事業を展開する正晃テック㈱(福岡市)、理化学機械の輸入や化学物質の実験を受託する㈱スクラム(東京都)の6社が連なる正晃ホールディングス㈱。グループ年商は800億円を超え、昨年策定した中期経営計画では1,000億円の達成を目指す。

今夏、本格稼働する正晃物流センター(完成予想図)
ライフイノベーションセンター内のレンタルラボ

東京支店の新事務所竹内化学の本社用地を取得

中核である正晃が創業70周年の大きな節目を迎える中、グループ各社の新たな動きも具体化する。正晃では新物流センター建設に加え、首都圏の営業拠点である東京支店の機能拡大を目的として、都内で新たに倉庫付き事務所を取得。医療機関や検査センター向けの臨床検査薬販売に加え、研究・医療施設の移設業務の充実を図る。また川崎市のライフイノベーションセンター(再生医療等の拠点)内に設けたレンタルラボは各所から注目が集まっており、新たなラボの展開も視野に入れる。
2017年にM&Aした試薬・理化学製品販売の竹内化学㈱でも新たに本社用地を取得した。将来的に本社が移転すれば、より効率的なロケーションが実現し、正晃HDグループの関西エリア展開を担う重要拠点として期待される。
このほか沖縄地区での沖縄科学技術大学院大学(OIST)へのさらなる注力やIT関連事業の正晃テックによる病理診断全国ネットワーク構築のためのアシスト、理化学機械商社のスクラム(東京都)の海外取扱商品の開拓・拡大など、グループ1,000億円に向けた施策を次々と打ち出す。
2019年は正晃グループの全国展開に向けてネットワーク強化の年と位置付ける。印正哉社長は「北海道、関東、関西、九州・山口・沖縄の各エリアにおいて、グループ総合力を発揮し営業や学術サポート、流通商品管理など、高レベルのサービスを提供できるようにしたい。そのためにはグループ各社が、自社のレベルアップに努め、正晃ホールディングスがサポートしていく体制を構築する」。さらに「グループとしてのビジョン達成に向けては課題も山積している。実現のためのキーワードは『優秀なる人材』。人材獲得や人材育成のための投資をさらに加速させ、ヒューマンカンパニーとしての充実に努めたい」と意気込みを語る。

印 正哉 社長
いん・まさや/福岡市出身、1954(昭和29)年2月23日生まれの65歳。福岡大学商学部卒。趣味は車、カメラ、旅行

 

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(ふくおか経済EX2019年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
正晃(株)(正晃ホールディングス(株)) (セイコウ(カ(セイコウホールディングス(カ))
代表者名
印正哉
所在地
〒813-0062 福岡市東区松島3-34-33 [MAP]
TEL
092-621-8199
企業ホームページ
http://www.seikonet.co.jp/
設立
1955年3月
創業
資本金
5,000万円
従業員数
約449人