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ふるさと納税運営代行事業で地元貢献

昨年6月に博多オフィスを旧事務所の3倍に拡張移転した久松は、おせちセットの2017年末販売分で15万5,000個を達成。今年度からは、14年間のEC(eコマース)事業で培ったノウハウを生かし、県内2自治体の「ふるさと納税サイト」の運営を受託するコンサルティング事業を開始した。

新オフィスでコールセンター強化

同社が「博多美味い物便 博多久松」などを手がけるインターネット事業部のオフィスを移転したのは昨年6月。新しい博多オフィスの広さは旧事務所の約3倍あり、松田健吾常務は「ロイヤルカスタマーへの提案の幅を広げるため、外注していた顧客との電話対応を内製化するのが目的。コールセンター業務の人員を現在の15人程度から、2年以内に30〜40人規模に増員する」とその狙いを説明する。
並行して力を注ぐのが、自社販路の拡大だ。2016年に立ち上げた自社販売サイトは、これまで同社が主戦場としてきた楽天やAMAZONなどと違い、独自性を打ち出すことで、顧客に対して訴求性の高いマーケティングも実施できる。「協力会社への卸し分も合わせて、自社サイトの販売個数は、2年間で3万個に伸びた」と話す松田常務。DM (ダイレクトメール)分を含めると自社での販路は全体4割にも及び、独自チャネルを持つメーカーへと変わりつつある。

運営代行事業でECノウハウを駆使

本業を伸ばしつつ、4月からは新たな領域へと踏み出す。それが、ふるさと納税サイトの運営受託事業だ。
現在、ふるさと納税の市場は2,844億円(2016年度、総務省調べ)に拡大し、急成長の影には、ポータルサイトや自治体が運営するサイトの管理を代行する民間企業の存在があると言われている。同社でも14年間のEC事業で培ったノウハウを生かす形で、4月から県内の2自治体の運営事業を開始した。
「当社もこれまで福岡、博多のブランドを掲げることで成長できたので、今回の取り組みは地元への恩返しの意味合いが強い。福岡の魅力を伝えるために、久松のECノウハウをすべて注ぎこんでいく」と意気込みを語る。
しかし、市場が広がる一方、自治体間の競争は激しさを増す。ユーザーに選ばれる返礼品を取り揃え、サイトへの集客を伸ばすことができれば、自治体への寄付(納税額)は増える。裏を返せば、それができないサイトへは寄付が集まらず、むしろ、既存の納税額が他の自治体に移る可能性も生じる。
「当社の場合、返礼品を選ぶ段階から携わり、運営、顧客対応まで担当する。自治体の運営ポリシーを尊重しながら、ポテンシャルを最大限引き出すことを心がけて、地方の本気度を応援する企業でありたい」と話す松田常務。今期の運営代行は2自治体だが、将来的には県内に限って、最大10件程度の受託を目指していく考えだ。

創業以来初の売上20億円視野に

本業で高みを目指しながら、新規事業を伸ばす、その成長路線に舵を切れたのには「社内人材が成長したから」と説明する松田常務。今回のふるさと納税の運営代行事業も新卒3年目の社員に任せるなど、重要なポジションに若手を抜擢する機会も増えつつある。
「3年間続けてきた新卒採用を一旦ストップし、まずは若手の成長を促すことに集中する。次のステージに進んだ後、新たなビジョンを持って、新卒採用を再開したい」と話す松田常務。今期は創業以来初となる売上高20億円も視野に入っており、さらなる活躍に目が離せない。

(ふくおか経済EX2018年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
㈲久松 (ユ)ヒサマツ)
代表者名
松田久美子
所在地
〒811-2304 糟屋郡粕屋町大字仲原2839-7 [MAP]
TEL
092-260-1313
企業ホームページ
http://hisamatsucorp.jp/
設立
1986年8月
創業
資本金
300万円
従業員数
96人