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建物をつくる人たちを守る足場職人
建設現場に不可欠な足場施工を手掛けており、完全週休2日制や年間休日125日という業界水準を大きく超える労働環境を整備している。手厚い新人研修と独自のブランディング戦略が奏功し大型案件の受注が増加している。関連会社㈱大和技研の成長も加わり強固な事業基盤を構築しさらなる飛躍を目指す。
着実な歩みが結実し
大型案件の受注を拡大
ダイワは、ビルや住宅工事の足場組立てや解体を手掛けている。創業から36年間で培ってきた着実な事業推進力と高い提案力が評価され、順調に業績を拡大している。長年得意としてきた住宅用の足場施工で培ったきめ細やかなサービスと施主との信頼関係が、新たな問い合わせの増加に直結。これまで獲得が難しかった案件も次々と受注できるようになり、近年は西九州道の下の歩道橋や、熊本県の泰平橋といったインフラに関わる大型案件も手掛けるなど、着実に実績を積み上げる。
事業を支える人員体制は、請負形態のスタッフ160人、社員70人という強固な組織を構築した。さらに、リース事業や部材の貸し出し、警備事業を展開する関連会社の㈱大和技研の急成長も見逃せない。同社は現在9カ所の拠点を展開し、170人のスタッフが在籍する大規模な組織へと成長。当初は年齢などの理由で足場職人としての継続が難しくなったスタッフの雇用転換先として警備部門を構想した。しかし社会的な警備員不足を背景に需要が急増し、想定を大幅に上回る勢いで事業が拡大。現在では売上高は年々5〜6%増加しながら8億円に到達し、今期は10億円の突破が目前だ。
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| (写真)7人制サッカー「ソサイチ」のクラブチーム |
人材育成による組織強化
好調な業績の裏には、業界の常識を覆す大胆な労働環境の改善と人材育成への惜しみない投資がある。建設業界では珍しい完全週休2日制を導入し、年間休日125日という圧倒的な休日数を確保した。社員のプライベートを充実させることで心身の健康を保ち、仕事への活力を生み出すための施策だ。手厚い教育制度も明確な強みであり高みを目指す人材には建築施工管理技士などの資格取得を全面的に支援する。未経験者に対しても約3カ月間の研修期間を設け、徐々に現場に順応できる安心の体制を整備。また、足場業界につきまとうきつい、汚い、危険といういわゆる3Kのイメージを払拭するため、「かっこいい、稼げる、休暇がとれる」という明確なコンセプトで、足場施工スタッフのブランディングに注力。今年4月にはインドネシアの実習生4人が入社予定で、「自社について良く知ってもらい他国で働く不安を和らげたい」という思いで、採用担当者が実家を訪問して家族と面会するなど、信頼関係の構築にも余念がないのがダイワの温かさである。こうしたフォローアップ体制が職人のモチベーション向上に貢献し、質の高い施工へとつながっている。
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| (写真)熊本を活動拠点に日々練習に励む |
次世代への啓発と
インフラを支える誇り
持続可能な企業成長を見据え、次世代を担う子供たちへの教育活動にも情熱を注ぐ。2025年8月には福岡県太宰府市のとびうめアリーナにて職業体験イベントであるKids ジョブチャレンジ2025 in筑紫に参加。小学1年生から中学3年生までの80人がフルハーネスを着用し、足場の組み立てや次世代の吊り足場であるトビスライドの施工を熱心に体験した。若年層に足場施工の大切さを伝え、将来の職業選択の1つとして認知してもらうための地道な活動を力強く継続する。
ドローン技術を活用した事業領域の開拓にも果敢に挑む。農薬散布や赤外線を用いた橋梁点検に加え、太陽光発電設備のメンテナンスなど、最先端技術による付加価値の創出を推進。ダイワの主力事業と、急伸する大和技研の相乗効果により、さらなる飛躍を目指す。職人の地位向上と業界イメージの刷新を両立させながら、これからも建築現場の縁の下の力持ちとして地域社会のインフラを強固に支え続ける。
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| (写真)子ども向け職業体験イベント |
採用情報
募集職種/足場施工スタッフ
応募資格/高卒以上 既卒受け入れ可
採用実績/2026年度4人
採用予定/10人
年間休日/125日
問合せ先/TEL.092-865-2000
担 当/髙田
(ふくおか経済EX2026年)




