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太宰府市にモデル住宅オープン  低燃費住宅九州    同社1棟目


 住宅メーカーの株式会社低燃費住宅九州(福岡市博多区竹丘町1丁目、小山貴史社長)は12月1日、太宰府市高雄5丁目にモデル住宅をオープンした。
 同社の母体は、住宅メーカーのエコワークス株式会社(同)で、昨年4月、世界基準の温熱環境技術をもつ株式会社低燃費住宅(香川県高松市)と提携し、九州エリアを担う株式会社低燃費住宅九州を設立。同社設立後1棟目のモデル住宅になる。場所は、国道3号「高雄」交差点東側の住宅地内。敷地面積約230平方m。2階建ての延べ床面積約120平方m。間取りは4LDK。外壁は壁厚230mmのダブル断熱で、女性設計士により、屋内は吹き抜けで家中が一つに繋がる開放感のある空間に仕上げている。
 また、三層ガラスに樹脂枠を組み合わせ、熱損失を減らす「高断熱トリプルガラス樹脂サッシ」、太陽の光や風を取り入れる「パッシブ設計」、アレルギーの原因を緩和する「高調湿性能壁」、「天然無垢材」などを使用。熱が逃げにくく光熱費が抑えられる「超省エネ性能」として打ち出し、エアコン1台で家中ほとんど温度差がなく、冬の朝でも18度を下回らないのが特徴。同モデルハウスで体感できる。小山社長は「近年、住宅内の温熱環境と健康の関係性が注目され、住宅においても健康の意識が高まっている。住まいから健康をつくることを低燃費住宅を通して訴えていきたい」と話している。
 小山社長は熊本市出身。1964年11月18日生まれの51歳。京都大学工学部卒。趣味はジョギング、仕事。