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天神地下街駐車場のリニューアルに着手  福岡地下街開発 来年2月末完了予定


 福岡地下街開発株式会社(福岡市中央区天神1丁目、黒木康司社長)はこのほど、天神地下街駐車場のリニューアルに着手し、来年2月末の完成予定で改修を進めている。
 天神地下街が今年開業40周年を迎えるに当たり、実施している施設リニューアルの一環。天神郵便局側に124台収容の北駐車場、国体道路側に297台収容の南駐車場があり、それぞれ満空表示板を設置するほか、場内サインや案内板のデザインを統一。周辺施設や提携施設の位置案内板を増設する。安全面では、歩行者の安全性向上のため歩道を拡幅・明確化するほか、車の減速を促すよう車路にバンプ(突起)を設置するとともに、横断歩道を再整備する。また、車や歩行者の視認性向上のため、場内の鉄扉をガラス扉に変更する。サービス面では、一部の車室を拡大するほか、北駐車場貨物エレベーターを一般向けに改修。場内の壁面を改修し、イラストレーター・イフクカズヒコ氏の壁面アートを実施する。
 同社では「週末の土日、日中は満車になることも多く、多くのお客さまにご利用いただいている。おもてなしと思いやりあふれる『ホスピタリティパーキング』を目指し、より利便性を高めていきたい」と話している。
 天神地下街は1976年9月開業。15年度売上高は178億3000万円。店舗数は152店舗。