NEWS

  • 経済

国内線再整備工事、工法変更し3カ月遅れに  福岡空港ビルディング    2ビル接続部の騒音対策で


 福岡空港ビルディング株式会社(福岡市博多区下臼井、津上賢治社長)は3月15日、福岡空港国際線旅客ターミナルビルの再整備事業の工期について、現時点で約3カ月の遅れが発生していることを公表した。
 同再整備事業は、福岡空港の滑走路増設及び並行誘導路の二重化に際し、国内線旅客ターミナルビル全棟のセットバック(後退)が必要になるため、15年6月から全面的な改修・建て替え工事に着手しているもの。現在、新築した新第旅客1ターミナルビルと第2旅客ターミナルビルを連結する「2ビル接続部」の掘削・杭打ちなどの工事に入っているが、空港業務を継続しながらの工事のため騒音対策に配慮する必要があり、騒音を最小限に抑えるために工事途中から工法を変更するなどの対応を取ったため、計画より時間を要することとなった。2月末時点での予定出来高は50・0%だったが、実際の進捗率は47・8%となっている。今後、2ビル接続部の掘削工事が完了する6月末頃を目途に詳細工程を精査して、公表するとしている。
 同再整備事業は、旧1ビルの閉館、新1ビルの建設などを完了しており、現在2ビル・3ビルに機能を集約した暫定営業体制に入っている。今後、新たな地下鉄改札口と吹き抜けフロアの整備、全ビルの改修工事などを進め、2018年春の全面リニューアルを計画している。なお、ターミナルビル再整備工事の遅れは、「平行誘導路二重化などのインフラ整備の工期にも、影響を与える可能性はある」(九州地方整備局)としている。