NEWS

  • 経済

宗像市と包括的連携協定  福岡女子大学    食、環境など幅広い分野で


 公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、梶山千里学長)は3月30日、宗像市(谷井博美市長)と包括的連携協定を締結した。
 地域づくりや人材の交流・育成、健康・食の開発研究、団地再生、環境対策など幅広い分野で連携・協力していく。すでに2016年度から同大と宗像市漁業協同組合は養殖アナゴを使った「宗像産水産加工品の開発に関する研究」に取り組んでおり、同大はこの連携を機に実践的な体験学習の場を増やし教育・人材育成へとつなげていく。一方、地元の教育機関と連携し、市民向け公開ゼミナールなどの開催を通じ地域に開放してきた同市は、同大の持つノウハウを活用しさらなるまちづくりの活性化を図る。
 梶山学長は「宗像市の持つ自然や食文化をどのように活用するかを考え、学生の感性も高める。それとともに、沖ノ島が世界遺産に登録される時機を逃さず、宗像に何度も足を運んでいただける仕掛けをしたい」。谷井市長は「行政は研究成果やノウハウを実践していく場。新しい角度からさまざまな課題に取り組んでいきたい」と話している。

 学部生、院生計262人が入学

 また、同大は4月3日、構内の大学会館で入学式を開き、学部生、大学院生計262人が入学した。
 学部生は国際文理学部国際教養学科が134人、環境科学科が71人、食・健康学科が34人の計239人。大学院は人文社会科学研究科12人、人間環境科学研究科が11人。そのうち4人が今年4月に開設した大学院博士後期課程で入学した。また、中国、韓国の4大学から8人の交換留学生、ベルギーやドイツ、インドなど8カ国8大学の協定校から17人の短期留学生を迎えた。梶山学長は「今年度から本格的にスタートする文理統合教育では、新しい分野での発見や開拓で自分自身に教育改革を起こしてほしい。また感性に関する授業も開始する。ぜひ期待してほしい」と式辞を述べた。