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中国・大連の新工場が10月から稼働   パナソニック コミュニケーションズ   6カ所目の海外拠点


 通信機器・情報機器の開発・製造・販売のパナソニック コミュニケーションズ株式会社(福岡市博多区美野島四丁目、藤吉一義社長)は、中国・大連市に建設している大連工場を十月から稼働する。同社では六カ所目の海外拠点。
 新工場は松下グループが一〇〇%出資して一月に中華人民共和国の遼寧省大連市に設立した、松下通信系統設備(大連)有限公司(立石悦郎董事長)が事業運営する。場所は大連経済技術開発区内で、敷地面積は四万二千平方メートル、延べ床面積は二万二千平方メートル。従業員は今年度末時点で千百人を予定している。初年度はコードレス電話機を月産四万台、光ディスクドライブを月産八万台製造し、〇六年度からはデジタル複合機の製造も始める。また新会社にはコードレス電話機の開発センターを開設し、開発・生産・販売が一体となって事業拡大を図っていくとしている。
 同社は一九五五年十二月設立、資本金は二百九十八億四千五百万円。従業員数は一万七千九百人(海外拠点含む)。同社は〇三年一月に、九州松下電器など松下グループの数社が統合し誕生した。海外拠点は現在大連のほかに、マレーシア、イギリス、アメリカ(工場はメキシコ)、フィリピン、中国・珠海があり、海外での生産を強化している。松下グループ全体では、昨年から開始した「躍進21計画」の中で、〇六年度に中国市場で販売額一兆円を目指して取り組んでいる。
(写真は藤吉パナソニックコミュニケーションズ社長)

2005.08.23発行の速報誌『週刊経済』より