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06年3月期で経常益11%増の2億500万円を見込む エフエム福岡 売上高は4%増の21億6,000万円を予想
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ラジオ放送の株式会社エフエム福岡(福岡市中央区渡辺通2丁目、藤丸修社長)は2006年3月期決算で売上高が前期比4%増の21億6,000万円、経常利益が同11%増の2億500万円を見込んでいる。
ここ数年は不況による企業の広告費削減が響き、売上高と経常利益はともに減少傾向にあったが、今年6月に就任した藤丸修社長の下、既存スポンサー企業との関係強化と新規スポンサー開拓の新営業戦略を推進し、増収増益を見込む。増収は2期連続、増益は2期ぶり。
藤丸社長は「不況の影響が直撃し、ラジオ業界の売り上げは激減しているため、待ちの営業では難しい。今後は攻めの姿勢で、多くのリスナーに親しまれる番組制作を意識し、さらなるスポンサー獲得を目指したい」と話している。
同社は1969年7月設立。1970年6月創業。資本金は2億円。従業員数は44人。東京、大阪を除くエフエム各局では売上高トップで、2005年3月期は売上高が20億7,100万円、経常利益が1億8,400万円だった。今年5月のビデオリサーチによるリスナー数統計では、在福5局内で最多の視聴者数を占めている。
藤丸社長は福岡市西区出身。1944年10月21日生まれの61歳。九州大学経済学部卒。趣味はサックス演奏・小唄。

