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西鉄ホテルシステムズを吸収合併  西鉄シティホテル    7月1日付で


 西日本鉄道グループでシティホテル運営会社の株式会社西鉄シティホテル(同区大名2丁目、同社長)は、7月1日付でホテル事業の経営会社(持ち株会社)、株式会社西鉄ホテルシステムズ(福岡市中央区天神1丁目、鈴木豊社長)を吸収合併する。
 同グループのホテル事業は、西鉄ホテルシステムズがホテル事業の持ち株会社として、西鉄シティホテルのシティホテル事業と株式会社西鉄イン(同区天神1丁目、池田健治社長)のビジネスホテル事業の経営を統括してきた。しかし、西鉄インの多店舗展開に対応し、今年4月からビジネスホテル事業を開発と運営を一体化した西鉄直営の経営体制へ改めるのに伴い、西鉄ホテルシステムズの事業がシティホテル事業に特化されるため、経営の効率化の一環として合併する。合併後の社名も「株式会社西鉄シティホテル」のままで、資本金は3000万円(西日本鉄道株式会社100%出資)。代表者は未定で、従業員は約340人になる見込み。
 西鉄ホテルシステムズは99年2月設立。資本金4500万円で西日本鉄道株式会社100%出資。従業員3人。07年度営業収益は113億4700万円。西鉄シティホテルは99年4月設立。資本金3000万円で、西日ホテルシステムズ100%出資。シティホテルの「西鉄グランドホテル」(本社同所)と「ソラリア西鉄ホテル」(同区天神2丁目)を運営。従業員は334人。07年度営業収益は38億2200万円。