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5年後めどに株式公開を計画 アールスリー 売上高30億円を目指す
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システム開発・株式会社アールスリー(福岡市博多区祇園町4丁目、小松康弘社長)は5年後をめどに、株式公開を計画している。
同社はシステム受託開発のほか、自社開発商品として危機管理情報メール配信システムを展開。NTTの商品として学校向けの「e学校ネット」や自治体向けの「eまちネット」などを全国700施設に納入し、約60万人が利用するなど、この2年間で急成長している。09年2月期の売上高は4億2000万円で、5年後に売上高30億円、経常利益3億円に拡大する計画。今年1月には株式会社日本政策金融公庫から福岡県内で初めて株式公開基準で新株予約権付無担保融資を受けており、今後2年間で自社独自の代理店開拓や代理店支援に向けたサポートセンターを開設するなど社内体制を整え、その後3年間で上場準備を進める計画。小松社長は「現在NTTと拡販を進めながら、地場大手企業や大手通信機器販売会社とも代理店契約の話が進んでいる。ここ数年で危機管理情報への注目度が高まっており、納入拡大が見込まれる」と話している。
同社は2001年3月設立、資本金6500万円、従業員数69人、09年2月期売上高は4億2000万円。小松社長は佐賀県唐津市出身、1965年10月3日生まれの43歳、岡山商科大学卒、趣味は釣り。

