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新社長に長男の原田浩司専務 　千鳥饅頭総本舗　　　 原田社長は代表権ある会長に

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　和洋菓子・パン製造販売業、株式会社千鳥饅頭総本舗（糟屋郡新宮町緑ヶ浜１丁目）の新社長に、１２月１３日付で長男の原田浩司専務が就任した。原田ウルズラ社長は代表権のある会長に就いた。
　経営陣の若返り化を図ることで、多様化する市場ニーズに対応するための経営基盤を強化するのが狙い。なお、専務職は空席となる。
　原田浩司（はらだ・こうじ）社長は福岡市出身、１９７２年１２月１４日生まれの３９歳。原田会長の長男。玉川大学文学部卒業後、日本菓子専門学校に入学。同校卒業後、９７年２月にオーストリア・ザルツブルグ、ドイツ・フライブルグでの菓子修業を経て、９８年２月に株式会社千鳥屋ファクトリー（現千鳥饅頭総本舗）入社。同年、取締役、０４年４月に常務、１０年３月、専務を歴任し、１１年１２月１３日から現職。趣味は旅行、料理。原田社長は「昨年から社長就任を打診されていたが、予定より早めの就任に、やや緊張感がある。今後も地元和菓子メーカーとして、九州・福岡に根差した商品開発、ブランド向上に努めていきたい」と話している。新役員は次のとおり。
　▼代表取締役会長　原田ウルズラ▼社長　原田浩司▼取締役　原田広太郎（企画室長）