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来年2月、広川新産業団地に久留米支店開設 九州福山通運 総事業費10億円
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物流大手福山通運の一〇〇%子会社、九州福山通運株式会社(福岡市博多区榎田1丁目、中川忠社長)は来年2月、久留米市荒木町の広川新産業団地に久留米支店を開設する。総事業費は約10億円。
現在、同社では久留米、八女、筑後、大川市などの荷物を鳥栖支店(佐賀県)で取り扱っているが、同支店の約3割の荷物を久留米支店に移すことで、配達時間の短縮を図る。また、久留米支店を小口荷物の物流拠点と位置付け、今後は新規顧客獲得を目指す。場所は森ブロック工業株式会社本社の北隣。同支店の敷地面積は1万27百平方m、鉄骨2階建てで延べ床面積は7千平方m。施設内には荷物の仕分け設備やトラックヤードを備える。開設当初の従業員は約40人で、うち約30人を地元から雇用する。中川社長は、「配達時間を短縮することが、顧客への最大のサービスだと思い、支店開設に踏み切った。今後も物流を通じて地域に貢献したい」と話している。
同社は1986年6月設立。資本金は1千万円。従業員は約18百人(パート含む)。2011年3月期の売上高は158億38百万円。経常利益は約4億8千万円。

