NEWS

連結売上は前期比35・8%増の5316億円 麻生


週刊経済2026年7月15日発行号

売上高・経常利益ともに過去最高を更新

病院経営およびコンサルティング事業、不動産・経営支援事業などを手掛ける㈱麻生(飯塚市芳雄町、麻生 巖社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が前年同期比35・8%増の5316億700万円、経常利益は同32・7%増の447億8200万円、当期利益が同8%減の222億5700万円となり、売上高、経常利益ともに過去最高を更新した。
連結子会社は105社(前年度98社)、持分法適用会社は19社(同20社)の計124社。医療事業については2024年度診療報酬マイナス改定の影響で医業収益が抑制。物価高騰や賃金上昇などによる医業費用増大の影響で伸び悩んだ。麻生セメント㈱を中心とするセメント事業では値上げが浸透したものの、販売数量の減少とコスト増の影響で増収ながら減益。商社・流通事業では昨年3月に東都水産㈱(東京都)を連結子会社化したことで売上高および利益が増大した。建築土木事業も堅調に推移し、増収増益となった。
主なセグメントでは、セメント事業の売上高が前年同期比3・8%増の309億7300万円、営業利益が同7億1500万円減の16億4500万円。商社・流通事業の売上高は同約6倍増の規模となる1558億300万円、営業利益は同40億7100万円増の43億2200万円。建築土木事業の売上高は同4・2%増の2187億2600万円、営業利益は同63・1%増の114億8700万円となった。
2026年度通期見通しは、今年3月に連結子会社となった若築建設㈱(本社:東京都、本店:北九州市)の売上・利益が加わるほか、既存事業の拡充および国内外を対象とした新たな事業展開を図ることで収益力を強化。通期連結売上高は6803億円、経常利益416億円、当期利益254億円を見込んでいる。