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建機事業が牽引し純利益は15%増 南陽
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週刊経済2026年6月17日発行号
売上高は368億1500万円
機械商社の㈱南陽(福岡市博多区博多駅前3丁目、篠崎学社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が前年同月比0・8%増の368億1500万円、経常利益は同2・0%減の30億5000万円の増収減益となった。
営業利益は1・5%減の28億900万円、当期純利益は15・6%増の23億5600万円。価格転嫁が進み増収となったものの、人的資本への投資やM&Aの実施(アプリオリ㈱の買収手数料等)など事業基盤強化に伴う費用の増加が影響し営業・経常減益となった。一方、当期純利益は投資有価証券の売却益や負ののれん発生益を計上したことにより増益で着地した。
事業別では建設機械事業の売上高は5・2%増の143億9000万円、セグメント利益は11・8%増の21億1800万円となった。インフラの補修に関連する高粗利商品の販売強化や、レンタル部門で民間企業需要の取り込みに注力し、機械の稼働率が向上したことが増収増益に寄与した。産業機器事業の売上高は1・4%減の219億8800万円、セグメント利益は15・7%減の14億1800万円。設備投資抑制の動きや工場稼働率低迷の影響を受け、設備機械の販売が減少したことが減収減益につながった。砕石事業の売上高は21・6%減の4億3600万円、セグメント利益は5・7倍の4700万円。全体の取引量が減少し減収となったが、製造コストの販売価格への転嫁が進んだ結果、大幅な増益となった。
今期の連結業績見込みは、売上高が前期比8・6%増の400億円、経常利益が同4・9%増の32億円の増収増益。営業利益は6・8%増の30億円、当期純利益は当期に発生した負ののれんが見込まれないため、4・5%減の22億5000万円を見込んでいる。

