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経常益は2・2倍の18億6100万円 岡野バルブ製造中間期
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週刊経済2026年6月10日発行号
追加案件増や検査工事の高稼働率奏功
発電プラント用バルブの製造およびメンテナンスを主要事業とする岡野バルブ製造㈱(北九州市門司区中町、岡野武治社長)の2026年9月期中間連結決算は、売上高が前年同期比38・2%増の58億4500万円、経常利益が同2・25倍の18億6100万円で増収増益となった。なお、25年9月期からの決算期変更(11月末から9月末)に伴い、増減率は前年同期(24年12月~25年5月)と比較した参考情報となる。
バルブ製造部門で福島第一原子力発電所向けのALPS処理水希釈設備海水移送ポンプ逆止弁、島根原子力発電所2号機や柏崎刈羽原子力発電所、東海第二発電所向け特定重大事故等対処施設用弁など原子力向け販売が伸長。メンテナンス部門でも女川原子力発電所2号機の定期検査工事の進捗や柏崎刈羽7号機の前倒し計上が寄与した。利益面も付加価値の高い追加受注案件の増加や、定期検査工事の稼働率が計画以上に高まったことが奏功し、営業利益は2・35倍の17億8700万円、中間純利益は2・19倍の12億9200万円と大幅に伸びた。
通期は、下期にメンテナンス案件の減少や採算性の低い案件を想定し厳しい状況を見込むが、売上高100億円(前期比42・7%増)、経常利益20億5000万円(同2・0倍)の従来予想を据え置いている。

