NEWS

売上高は9・1%増の121億円 ピエトロ


週刊経済2026年5月27日発行号

売上高過去最高も新工場建設費負担響き減益

食品製造・販売やレストラン・物販店舗事業を展開する㈱ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、高橋泰行社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が前期比9・1%増の121億4600万円、経常利益が66・6%減の5300万円で増収減益となった。

売上高は商品事業、店舗事業ともに好調に推移し、2期連続で過去最高を更新。営業利益は11・2%増の1億9700万円となったが、経常利益ベースでは新工場建設費の借り入れ利息と手数料の負担が響いた。商品事業は北米事業が拡販に備えたボトル変更期間もあり減収となったが、国内事業は好調に推移し、ドレッシング、パスタ関連、冷凍食品、スープ、フードサービス事業の全カテゴリーで前年超えの増収となった結果、売上高は6・3%増の70億9400万円となった。利益面では国内事業が増収に伴う増益だったが、玉ねぎや食油などの高騰の影響があり、北米事業が減収とボトル変更費用により損失拡大に伴い、営業利益は1・6%減の15億3600万円だった。店舗事業は新店効果に加え既存店の顧客数増と単価上昇に伴い、13・4%増の48億7100万円。利益面では食材価格高騰の影響を受けたが、増収と値上げに加え不採算店(直販店)の閉店効果もあり黒字が拡大し、営業利益は47・7%増の1億4700万円だった。

新工場は工場棟が今年5月に完成し、全ての製造機能を順次移転し、9月中旬に本稼働する予定だが、新工場稼働に伴う効率化効果は来期以降と見ており、今期は売上高が2・9%増の125億円、営業利益が64・5%減の7000万円、経常損益が1億1000万円の赤字と増収減益を予想している。