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売上高は1・8%増の7374億円4100万円 TOTO


週刊経済2026年5月27日発行号

売上高と営業利益で過去最高値

衛生陶器製造のTOTO㈱(北九州市小倉北区中島2丁目、田村信也社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が前年比1・8%増の7374億4100万円、経常利益が同20・5%増の606億8900万円の増収増益だった。営業利益は同10・9%増の537億5900万円、当期純利益は3・3倍の402億5700万円で、売上高と営業利益で過去最高を記録した。
主なセグメントでは、日本住設事業においてリモデルの需要喚起を図り、新商品拡販効果などで下期に売り上げを挽回したことで、売上高が0・3%減の4796億6300万円、営業利益は各種コストアップの影響で7・5%減の202億5300万円となった。海外住設事業では米州事業においてウォシュレットの伸長がけん引したことで、売上高が7・3%増の756億2300万円、営業利益は成長投資や関税影響により7%減の47億9000万円だが、計画以上の着地となった。アジア・オセアニア事業では台湾地域におけるウォシュレット一帯形便器の拡販や、ベトナムの市況回復に伴う新商品など販売が好調で、売上高は9・3%増の549億1400万円、営業利益は24・3%増の102億3900万円となった。
欧州事業は代理店との協業によるプランマー(水道工事店)へのウォシュレット価値訴求イベント活動を継続強化し、重点プランマーに対するウォシュレットの拡販効果などにより、売上高は16・3%増の56億7700万円、営業損失は4億2800万円(前期は営業損失8億1200万円)で赤字幅を縮小した。中国大陸事業では衛生陶器工場2拠点の閉鎖や人員体制の最適化などで事業構造改革を推進しており、売上高は19・5%減の538億6300万円、営業損失は69億3400万円(前期は営業損失35億5400万円)の減収赤字となった。また、新領域事業のセラミック事業においては、旺盛な先端半導体市況を受け、静電チャック・AD部材の販売増で、売上高は34%増の674億1400万円、営業利益は41・7%増の289億4300万円で大幅増益となった。
今期は売上高が6・4%増の7850億円、経常利益が3・6%減の585億円、営業利益が11・6%増の600億円、当期純利益は14・3%増の460億円を見込む。