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出張訪問買取大手のバイセルグループ傘下に ディライツ


週刊経済2026年5月20日発行号

九州エリアで出店を加速

リユース事業などを展開する㈱DelightZ(ディライツ、福岡市博多区東光寺町2丁目、黒田裕也社長)は3月31日付で、出張訪問買取大手の㈱BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ、東京都新宿区、徳重浩介社長兼CEO)に発行済み株式の一部を譲渡するとともに、簡易株式交換で同社傘下となった。
ディライツは2014年4月設立。資本金1千万円。2025年3月期売上高は31億6100万円。従業員120人。長崎、佐賀を中心に買取専門店「諭吉」を18店舗展開している。バイセルは九州エリアに集中して展開する同社を子会社化することで、グループ店舗が少ない同地域の買取チャネルの強化を図る狙い。ディライツの発行済み株式1千株のうち875株を購入し、残り125株は簡易株式交換で取得することで完全子会社化した。株式交換ではディライツの普通株式1株に対して、バイセルの普通株式966・4株を黒田社長に割当交付。バイセルが普通株式12万800株を新規発行し割り当てた。取得価額は22億6800万円。ディライツはリユース業のほか、飲食事業、水産事業、遺品整理事業を手掛けているが、株式取得の対象はリユース業のみ。飲食と水産は会社分割で切り離し、新会社㈱黒田飯(福岡市博多区博多駅東1丁目)を設立しており、遺品整理業は廃業した。リユース業のみの売上高は28億1300万円(参考値、25年3月期)。
黒田社長は「出店戦略において、上場企業であるバイセルの信用力を背景に、優良物件を確保しやすくなるメリットは非常に大きい。まずは2027年度で売上高100億円を目指す」と話している。