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地鶏おかゆが「宇宙日本食」に九州初認証 福栄組合


週刊経済2026年5月6・13日合併号

認証まで約4年、災害食に活用を

「はかた地どり」を生産・販売する㈱福栄組合(久留米市北野町、中垣誠社長)は4月1日、開発した「はかた地どりともち麦のお粥」が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から九州で初めて、「日本宇宙食」の認定を受けた。

同社が主力とする「はかた地どり」のむね肉を用いた高たんぱく、低脂質のお粥で、保存がきくレトルト商品として開発。久留米市や県の助成制度を活用し、2022年から日本宇宙食認証に向けた申請を開始。約4年をかけて認証された。認証は52品目で福岡・九州では初。加熱器で温めることを前提に開発したが、常温でも食べることができ、宇宙における効果的な栄養補給が見込めるという。今後、商品のブランディングに認証を役立てていくほか、災害食としての普及拡大を目指していくという。

4月28日には実際に宇宙飛行士に食べてもらうイベントがあり、中垣社長は「もともと宇宙食ではなく、一般の『おいしさ』を追求したレトルト食品として開発したので、味には自信がある。宇宙飛行士の方はじめ、試食した皆さんに『おいしい』と言っていただけた」とコメント。同日、県庁で認証の報告を受けた服部誠太郎知事は「県のブランド地鶏が宇宙で食べてもらえる日が待ち遠しい。災害食としても広く普及してもらいたい」と期待を語った。