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ベトナムの現地住宅開発会社に49%出資 西日本鉄道
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週刊経済2026年5月6・13日合併号
中低所得者向け住宅を新たな事業の軸に
西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、林田浩一社長)は4月27日、ベトナムの大手デベロッパー、ナムロングループのナムロン・アパートメント・デベロップメント・カンパニー社(以下ナムロンADC社)に49%出資し、中所得者向けのアフォーダブル住宅や公的支援のある低所得者向けの社会住宅開発を新たな事業の主軸として展開すると発表した。
これはナムロンADC社の持分取得を通じて、ナムロングループとのパートナーシップの深化を図るもの。同グループはこれまでのプロジェクトでも豊富な連携実績があるベトナムでの不動産事業におけるパートナー企業。これまでの案件はプロジェクト単位で出資していたが、今回はナムロンADC社へ直接出資するため、事業運営や会社運営に深く関与することが可能となる。ベトナムでは人口増加や都市化の進展に伴い住宅需要が拡大。特に実需層向けのアフォーダブル住宅や社会住宅の開発に特化したデベロッパーであるナムロンADC社への出資を通じて、需要が底堅いアフォーダブル住宅や社会住宅を主軸に開発を進めることで事業領域を拡大し、事業基盤を強化する。
西鉄のベトナムでの海外開発事業は、2015年のベトナム・ホーチミン市内での分譲住宅開発を皮切りとして、ナムロングループとともに、進行中のプロジェクトも含めて、合計8つのプロジェクトを進行。ベトナム事業においては安定した事業利益を計上しており、2025年度は過去最高利益を更新する見込み。また、今年4月にはホーチミン市に、海外不動産開発の推進に向けた現地法人「NNRプロパティーズ・ベトナム」を設立している。

