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九産大敷地内に3階建て産学連携施設を建設 中村産業学園


週刊経済2026年5月6・13日合併号

完成は来年11月末の予定

九州産業大学および九州産業大学造形短期大学部を運営する中村産業学園(福岡市東区松香台2丁目、岩﨑和人理事長)は4月10日、九州産業大学敷地内に3階建て産学連携の新拠点を建設することを明らかにした。

同大学の研究成果をより迅速に社会実装へつなげることを目標に、企業との共同研究および産学連携を促進するための新拠点として建設するもの。名称は「九州産業大学産学共創センター(仮称)」。総事業費は非公表。場所は国道3号沿いの産大前交差点近く、スポーツ複合施設「大楠アリーナ2020」の西側隣接地。建築面積は1633㎡(キャンパス全体の敷地面積は22万1159・4㎡)、延べ床面積は3309・2㎡の鉄骨造一部SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造3階建て。1階フロアにはカフェやセミナー室、ステップテラスを配置し、地域住民や企業関係者などが利用できるオープンな空間を創出。2階フロアは教員や学生の起業を支援するオープンイノベーションセンター、多目的室、交流・共創スペース、3階フロアには研究・実験スペースやプロジェクトを支援する事務機能を集約する。

また、同施設建設に伴い、産大前交差点から同大学正門エリアまでの全長140mの敷地をレンガ調舗装のけやき並木に整備するほか、大楠アリーナ2020の西隣エリアに地域交流ゾーンとして屋外キャンパス「くすの葉広場」を新設する計画。完成は来年11月末の予定。なお、同事業の設計・工事監理者は㈱三菱地所設計が担当し、施工者は西松建設㈱が実施する。同計画では建物のエネルギー効率を高め、環境負荷を最小限に抑えることを目的とした評価制度「ZEB認証」の取得も予定しているという。

同大学では「新施設では学内外の多様な人々が交わり、新しい発見やチャンスが次々と生まれる拠点を目指している。各フロアが有機的につながり、交流から高度な研究まで一気通貫で行える環境を整えていく」と話している。