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北九州市にAI活用のコンタクトセンター 東京のTACT


週刊経済2026年5月6・13日合併号

最大200人を雇用

㈱U‐NEXT HOLDINGSグループで、コールセンター受託運営事業、AIコンシェルジュ事業などを手掛ける㈱TACT(東京都渋谷区、溝辺和広社長)は4月21日、北九州市小倉北区魚町のオフィスビル「BIZIA小倉」2階に「AIコラボコンタクトセンターⓇ」を開設した。
同センターは同社が展開する生成AIとボイスボットを活用したコンタクトセンターで、これまでに東京都、福岡市、沖縄県の3拠点に常設。北九州市の拠点は4カ所目となる。ボイスボットを活用した自動発信機能によって顧客の利便性向上、運営コスト削減に寄与するほか、音声のテキスト化や生成AIによる要約機能で事務処理時間を削減、社内ナレッジの自動作成・FAQ検索機能で総対応時間を削減するなど、業務効率化を図る。フロア面積は約616㎡で、コールセンター141席と休憩室、会議室を備える。4月時点の従業員数は24人で、今後も採用を進め、最大200人の雇用を想定している。
同日の開所式で、溝辺社長は「北九州市の就労人口は、周辺エリアを合わせると140~150万人ほどのポテンシャルがあると見ており、以前から北九州市に注目していた。また、理工系人材が豊富なことにも期待している。引き続きAIの研究を進め、新しいコンタクトセンターにしていきたい」と挨拶。武内和久北九州市長は「本市の人材や技術について、総合的に評価していただけたことを嬉しく思う。市内では、10年で200社超とデジタル関連企業の集積が加速度的に進んでおり、今回の進出は『デジタル城下町大作戦』を進めている小倉に新たな知の厚みと革新をもたらす。ともに好循環をつくっていきたい」と歓迎した。