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25年度売上高は5・3%減の657億円 博多阪急


週刊経済2026年5月6・13日合併号

免税売上高22%減が響く

㈱阪急阪神百貨店が運営するJR博多シティ内の百貨店、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街、店長・亀井潤一常務執行役員)は4月22日、2025年度の売上高が前期比5・3%減の657億円となったと発表した。
主に免税売り上げの大幅な減少で全体の売上高が前年を下回る結果となった。前年上期における、為替の影響や価格改定前の駆け込み需要によるラグジュアリー商品の売上高伸の反動に加え、購買商品が実用品や嗜好品へも広がりを見せ、客単価が低下したことが要因。下期は、インバウンドの大きなシェアを占める中国・韓国からの客の売り上げが落ち込む中、その他アジア圏からの客の売上が大きく伸長し免税売り上げも回復傾向となったが、上期のマイナスが響いた。昨年秋から着手した館内リモデルに伴う一部店舗の閉鎖も減収の要因となった。
来店者数は1・1%増の2896万人と増加し、1日の平均来店客数は7・6万人(平日6・7万人、土日祝日10・5万人)だったが、免税売上高は前年比22%減となり、売り上げシェアが19%と前年よりも4ポイント下がった。一方、「楽しさ九州No.1百貨店」の象徴とする催事は前年比5%増と好調に推移。体験価値の提供などを通じて売り上げの下支えに寄与し、全館における国内客の売り上げは前年並みと健闘した。