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技術と産学連携で拓く、
建設業界の未来
(写真左上)石橋達朗九州大学総長に水素自動車を寄贈する西原社長(左)
(右上)導入する3Dプリンター「Polyuse One」
(左下)新社屋完成パース
79年の歴史を持ちながらも、BIM/CIM化の推進や建設用3Dプリンターなど先進技術の導入、働き方改革にも取り組み、業界が抱える課題に対応している。さらなる飛躍に向け、九州大学との産学連携を加速し、未来を担う人材の育成にも力を注ぐ。
業界の構造的な課題に対応
土木工事業として産声を上げた㈱へいせいは、今では地域密着型の総合建設業として、土木、建築、住宅、リフォーム、不動産、ハウスクリーニング業を手掛けている。業界全体で長時間労働や人手不足が懸念される中、土木・建築分野でBIM/CIM化を推進。設計から完成までの各段階に3次元モデルを導入し3Dで一元管理することで、生産性向上と業務効率化を図っている。
そのほか、残業時間の短縮や、賃上げなどの働き方改革を実施。また、社員が働きやすい環境づくりが重要と考える西原幹登社長は、昨年7月の就任から、社員の心理的安全性の確立に力を入れており、社員数と定着率は堅調に推移している。西原社長は「挑戦しやすい社風を作ることで、社内が活気づいた」とほほえむ。
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| (写真)最先端BIMで建物を3D設計 |
産学連携進め、
未来を担う学生を育成
地域とのつながり、特に産学連携にも積極的に取り組んでいる。今年2月には九州大学に水素自動車「MIRAI(ミライ)」1台を寄贈した。これまで同大学生のインターンシップ受け入れなど、人材育成分野で連携。4月に同大学が「サステナブル水素研究所」を新設するなど、水素研究が加速している状況を受け、水素エネルギーの社会実装化を支援する目的で寄贈を実施した。寄贈車は水素自動車活用事例の一環として来訪者対応や構内移動に使用され、水素エネルギーの理解促進に貢献しているという。
また、5月には業界先進技術の建設用3Dプリンターを導入予定。人手不足と高齢化、工期短縮への対応で、持続可能な工事現場づくりを目指すものだ。建設用3Dプリンターでは型枠を用いずに構造物の造形が可能で、省人化や省力化につながる施工ができるほか、災害時の道路復旧など、多様な現場での活用が期待されている。また、九州大学工学部の学生や教授に導入事例説明会を実施。建設業界の未来を担う学生に先端技術を知り、体験してもらうことで、建設業界全体の成長を後押しする。今後も地場大学と人材育成や最新技術の共有など、多分野で連携の可能性を深め、地域づくりと社会貢献に寄与する構えだ。
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| (写真)開放感あふれる新社屋 |
地域に根付いた総合建設企業へ
79年の歴史を持つ企業でありながら日々進化は止まらない。春には新社屋が完成。フロアが分断され、他部署との交流が図りにくかった従来の社屋から一転、完全フリーアドレスのフロアを設け、部署や役職を横断したコミュニケーションを促進する。そのほか、休憩と交流の場としてドリンクカウンターや、全面ガラス張りの会議室などを設置し、開放的に働ける空間を演出した。また、増員やオンライン会議増加に対応するため、7月をめどに既存社屋の改修を進めるなど、社員の満足度向上に余念がない。
そばにいる人の楽を作るという意味の「傍楽(はたらく)」が同社のミッションステートメント。顧客はもちろん、地域住民や社員、未来の建設業界を担う人材にとって、身近で頼れる建設会社として、確かな技術を提供し続ける。
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| 西原幹登社長 にしはら・かんとう/糸島市出身。1977年5月16日生まれ。東福岡高校卒。1999年に㈱へいせいに入社し、土木・建築分野で現場施工管理、営業を務める。2017年に専務に就任後、DX推進や海外人材育成事業、まちづくり事業に携わる。25年7月に社長就任。趣味は食べ歩き |
採用情報
募集職種/ 施工管理
応募資格/ 2027年卒業見込み
採用実績/2026年度5人
採用予定/ 若干名(中途採用あり。随時採用も実施しております。)
インターンシップ/随時開催
年間休日/125日
問合せ先/TEL.092-324-1111
担 当/松井
(ふくおか経済EX2026年)




