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NCBホールを6月上旬めどに開業 西日本シティ銀行


週刊経済2026年3月25日発行号

新本店ビル地下2階に設置

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之頭取)は、建て替えを進めている博多駅前3丁目の新本店ビル「西日本シティビル」の地下2階に設置する「NCBホール」について、今年6月上旬をめどにオープンすると発表した。

西日本シティビルの特徴的な施設となる「NCBホール」は、博多駅に地下で直結する好立地にあり、感動体験と交流を生み出す場として、クラシックコンサートや伝統芸能などの公演に加え、貸ホールとして企業のセミナーや会社説明会などビジネスにも利用できる最大座席数約400席の多機能ホール。同行では、5月のプレ・オープニングシリーズを皮切りに、オープンを記念したイベントなどを通じて西日本シティビルの開業に向けた機運を高めるとともに、地域の人々に同ホールの魅力に触れられる場を提供していく。

ホール形式は平土間形式。床面積はホール部分が約400㎡、ホワイエ部分が約240㎡。席数はシアター形式が最大398席、スクール形式が最大252席(2人掛け)。ステージサイズは全体が幅11・3m、奥行4・5m、高さ0~60㎝、移動式ステージが幅5・9m、奥行4・5m、高さ45㎝。九州産木材を使用した壁面や博多織の献上柄をあしらった椅子など、地域の伝統と洗練されたデザインが融合する。

運営は昨年4月に設立した一般財団法人NCBホール財団が担い、同ホールのアーティスティック・ディレクターに福岡市出身で世界的に活躍する指揮者の井﨑正浩氏を起用した。「ココロが響く。であいをつなぐ。」をコンセプトに、世界屈指の音響設計を誇る永田音響設計が九州産木材をふんだんに使用するなど木による優れた音響効果を目指し設計。今年2月の音響検査測定における残響時間は1・4秒で、クラシックコンサートから講演会などまで空間全体を包み込む音場を実現した。また、「スタインウェイ」と「ヤマハ」のフルコンサートピアノを各1台設置し、プロの演奏家による本格的なコンサートにも対応可能な格調高い演奏環境を整えた。

オープンに先立ち、5月には「NCBホール プレ・オープニングシリーズ」として地元福岡・九州にゆかりのある演者を招き、無料公演を開催する。また、オープン日には、テープカットのほか、特別ゲストの市川團十郎氏が舞踊を披露する開館記念セレモニーを開催する。