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売上高は24・2%増の36億8185万円 室町ケミカル中間期


週刊経済2026年2月18日発行号

経常は96・7%増で大幅増益

 医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル㈱(大牟田市新勝立町、青木淳一社長)の2026年5月期中間決算は、売上高が前年同期比24・2%増の36億8185万円、経常利益が同96・7%増の43億3666万円で増収増益となった。

 事業別では医薬品事業において、既存製品の需要拡大を背景に輸入原薬の売り上げが大幅に伸長したほか、自社製造原薬およびアイソトープの売り上げも堅調に推移した。自社製造原薬については既存製品の安定需要に加えて、新製品の上市が売り上げ増加に寄与したことで、売上高は30・6%増の41億407万円、営業利益は71・2%増の2億8532万円。健康食品事業では25年6月13日に発表した事業撤退の影響による売り上げ減少を想定していたが、受注が堅調に推移。原価率は外注加工費の大幅な増加の影響があるものの、工場稼働率が高水準で推移したことで、想定を下回る原価水準となったことで、売上高は26・1%増の6億5988万円、営業利益は15・3%増の578万円となった。化学品事業では半導体向け市場の活性化や電力業界向け市場への進出が追い風となり、主力製品であるイオン交換樹脂の自社加工品の売り上げが引き続き好調に推移。自社製造装置の納品による売り上げ計上も寄与した。また、イオン交換樹脂の仕入れ販売品における商品構成の変化により原価率も改善。一方でPFASなど新たな分野への進出を見据えた開発体制および販売体制の強化に伴い、開発費や販売費が増加した。しかし、売上総利益の伸長が販売費および一般管理費の増加を上回った結果、前年同期の営業損失から改善。売上高は15・3%増の12億5564万円、営業利益は5830万円(前期は営業損失1717万円)となった。

 通期の売上高は12・7%増の75億円、経常利益は18・6%増の5億1000万円を見込む。