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玉屋


山口 智也
㈱玉屋 社長

やまぐち・ともや/鹿児島県枕崎市出身。1974年7月17日生まれの51歳。九州大学工学部中退後、2000年12月に入社。室見店店長、本部営業部長兼本店店長などを経て、14年4月執行役員営業部長、17年1月同経営戦略室長、18年1月常務執行役員経営戦略部長、19年3月同経営企画本部長、20年1月常務、22年1月専務、24年1月から現職。趣味は釣り、読書。今年からグループがアビスパ福岡のスポンサーになったことでサッカー観戦熱の勢いが増し、最近は解説書を読み込むなど研究にも余念がない

変革を力に次代見据えた新たな挑戦も

遊技機価格の高騰や新札対応の設備投資により、中小ホールの撤退が加速するなど業界環境は依然厳しい。そんな中でも、昨年12月には新店「玉屋409雑餉隈」の開業、今年8月には「玉屋室見店」を「玉屋∞室見」へリニューアルする積極策を講じる。ワンランク上のサービスを追求する「∞(無限大)ブランド」と、地域ニーズに応え新たな価値創造に挑む「ナンバーブランド」。今後も両ブランドへの集約を進め、店舗の活性化に力を注ぐ。
また今年7月には組織改編を実施した。これまで推進してきたフラットな組織づくりからさらに踏み込み、「部長」「課長」「係長」「主任」といった従来の役職制度を廃止。組織を「チーム」「ユニット」へ再編し、意思決定の迅速化と柔軟性の向上を図っている。
来期からは既存事業の枠を超え、新たな挑戦を本格化させる。「受け身ではなく、自社の理念に合う事業を自ら定義し獲得しにいく」と意欲を見せる山口社長。遊技場経営で培った知見を生かした親和性の高い事業で社会課
題の解決にもつなげる方針だ。「社員が家族に胸を張れる業界、会社にしたい」。その想いが事業への原動力。「〝もっと〟おもしろいこといつもここから」を追求する挑戦はこれからも続く。

 

DATA
所在地/〒810-0003 福岡市中央区春吉3-12-1
TEL/092-718-3330
創業/1953年8月
設立/1991年2月
資本金/3,000万円
事業内容/パチンコ店の経営
従業員/約450人
売上高/368億4,600万円(2024年12月期)
店舗/12店舗(∞本店、∞室見、∞新宮、666唐津、555大橋、409雑餉隈、トリアーダ宗像店、空港店、太宰府店、屋形原店、中尾店、筑前店)

https://www.tamaya.gr.jp

(ふくおか経済2025年11月号FACE)