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売上高は4・1%減の60億5000万円 日本タングステン中間期


週刊経済2025年12月3日発行号

通期は増収増益見込

タングステン、モリブデンメーカーの日本タングステン㈱(福岡市博多区美野島1丁目、後藤信志社長)の2026年3月期中間連結決算は、売上高が前期比4・1%減の60億5000万円、経常利益が同15・9%減の4億4000万円で減収減益だった。

注力商品であるHDD(ハードディスクドライブ)用磁気ヘッド基板や製鉄所向けの耐摩耗部材、電機部品事業では抵抗溶接用電極や医療関連部材のカテーテル用タングステンワイヤー製品が好調に推移したものの、部品関係において中国向け需要が一服したことやNTダイカッターが勢いを欠いたことで減収となった。損益面は売上高の減少に加え、一部の原材料調達におけるコスト増加や生産性向上に向けた設備更新による減価償却費の増加などで営業利益は25・1%減の2億9700万円、純利益は14・2%減の3億400万円。

衛星用品機器・医療用部品市場において下期にまとまった需要を見込んでおり、通期売上高は3・3%増の128億円、経常利益は0・8%増の9億6000万円で増収増益を見込む。