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経常利益は13・4%減の12億円 南陽中間期
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週刊経済2025年12月3日発行号
建機レンタル好調も産業機器が苦戦
機械商社の㈱南陽(福岡市博多区博多駅前3丁目、篠崎学社長)の2026年3月期中間連結決算は、売上高が前年同月比4・2%減の169億1000万円、経常利益は同13・4%減の12億9700万円の減収減益となった。
営業利益は9・7%減の12億1400万円、中間純利益は17・2%減の8億1400万円。建設機械事業のレンタル部門などは好調に推移したが、主力の産業機器事業において、設備投資抑制の動きや中国経済回復の遅れが響き、全体では減収減益となった。
事業別では建設機械事業の売上高は4・4%増の68億4200万円、セグメント利益は10・5%増の9億7900万円となった。商品価格の高止まりにより販売部門は厳しい状況が続いているものの、好調な民間企業の需要を取り込んだレンタル部門が伸長し、増収増益を確保した。
産業機器事業の売上高は8・6%減の98億6200万円、セグメント利益は21・1%減の6億3100万円。生成AIやデータセンターなど一部好調な分野はあるものの、米国の関税政策や中国経済の停滞などを背景に企業の設備投資慎重姿勢が継続し、工場の稼働率低迷に連動して減収減益となった。
砕石事業の売上高は34・8%減の2億500万円、セグメント利益は55・6%減の600万円。事業展開エリアにおいて事業に関連しない公共工事への予算集中や、民間需要の低迷により全体の取引量が減少し、大幅な減収減益となった。
通期(2026年3月期)の連結業績見込みは、売上高が前期比1・3%増の370億円、経常利益が同6・9%減の29億円。営業利益は3・6%減の27億5000万円を見込むが、当期純利益に関しては投資有価証券売却益の計上などにより0・6%増の20億5000万円の増益を見込んでいる。

