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京都市のリージョナルフィッシュに出資 ヤマエグループHD


週刊経済2025年11月26日発行号

水産業を中心とした事業拡大へ

九州最大手の独立系総合問屋、ヤマエ久野㈱を中核とするヤマエグループホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、網田日出人会長CEO)は、水産物の品種改良、養殖自動化技術に関する研究、開発、企画、販売を手掛けるリージョナルフィッシュ㈱(京都市左京区吉田本町、梅川忠典社長)に出資した。

リージョナルフィッシュは、ゲノム編集技術をはじめとした品種改良技術とスマート養殖技術を活用し、持続可能な水産業の発展を目指すスタートアップ企業。地球温暖化に伴う海水温の上昇がもたらす漁獲量の減少や養殖魚の生育不良といった課題に対応するため、同社は高温耐性を持つ魚種の開発や養殖技術の革新に取り組んでおり、その成果として、農林水産大臣賞を受賞するなど官民から高い評価を得ているという。ヤマエグループでは、今年度までの現中期期経営計画の基本戦略として、一次産業の強化、SDGsへの取り組み推進、海外事業の拡大を掲げており、今回の出資でリージョナルフィッシュとの連携を通じ、双方の経営資源とノウハウを活用し、水産業を中心とした事業拡大や食糧問題など社会課題への貢献を図る。