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最上位ブランドマンション開発 九電と九電不動産
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九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、西山勝社長)と九電不動産㈱(同区薬院1丁目、大神徳仁社長)は11月12日、共同でハイエンドレジデンスの新ブランド「GROUNDI(グラウンディ)」を立ち上げた。第1号物件として「グラウンディ大濠」(同区大濠1丁目)を建設予定で、2028年3月の完成を目指す。
同ブランドは「土地を尊ぶ」をコンセプトに、その土地がもつ自然や風土を建築空間に再構築するハイエンドレジデンス。第1号物件は大濠公園南側に開発。地上9階建て、総戸数10戸のスモールラグジュアリーレジデンス。専有面積は87・40㎡~257・62㎡で、最上階のプレミアムルームは3層構造・250㎡超となる。
価格は未定ながら、九電不動産の大神社長は既存の分譲マンション「グランドオーク」シリーズでも1億円超の事例があるとした上で、「目安としてやはり億を超えていく販売価格になっていく」と分析。九電の西山社長も「このマンションがあることによって街の景色が変わっていく、そういったマンションをつくりたい」と加えた。
デザインはWonderwall片山正通氏が手がけ、ZEH-M Oriented認証も取得予定。既存の「グランドオーク」は今後も継続し、新ブランドと合わせて2つのラインで成長していく方針で、「3年ぐらいのペースで展開していく。既存の一等地に囚われず、グラウンディが立つことによりその土地が、一等地になる、そんなブランドに育てていきたい」と語った。

