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産学連携で竹炭かりんとうを開発 九州栄養福祉大学
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週刊経済2025年11月12日発行号
4団体で協力
九州栄養福祉大学(北九州市小倉北区下到津5丁目、室井廣一学長)は10月26日、4団体による産学連携で開発した竹炭かりんとうの販売を開始した。
商品名は「JET BLACK」(めんたい味、トマト味)で、価格は税込200円、菓匠きくたろうの店舗にて販売する。北九州市が取り組む放置竹林に関する啓発活動や北九州市の認知度向上を図るもの。JCOM㈱(東京都)が実施する「大学生と考えるSDGsアクション支援プロジェクト」に応募し、2024年度のベストアクションに選出されたことで商品化につながった。プロジェクトでは九州栄養福祉大学の学生が企画立案、試作・開発に参画。JCOMが活動費用の支援、広報・番組制作によるPR協力。㈱しんこう(北九州市小倉南区上曽根)が運営する菓匠きくたろうが製造・販売、㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町)がパッケージデザインを監修した。
同校では「スターフライヤーの就航地を中心に空港土産としての展開も視野に、地域課題を〝美味しく、楽しく〟知ってもらうきっかけを広げていく」と話している。

