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折りたたみ式段ボールデスクを発売 中小企業事業推進機構
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週刊経済2025年11月12日発行号
軽量かつ簡単に設置可能
中小企業の経営支援を手掛ける(一社)中小企業事業推進機構(福岡市中央区舞鶴1丁目、島田晃徳、平井良明代表理事)は10月24日、遮蔽板付きの折りたたみ式段ボールデスク 「CoCoデスク(カムラックモデル)」 の販売をコワーキング施設「新宮CoCoスクエア」(糟屋郡新宮町美咲3丁目)で開始した。
同施設のオープンスペースで集中して業務に取り組むためのデスクとして、建材の免疫加工事業や店舗施設家具・強化段ボール家具の開発・製造・販売の㈱ウッドサークル(大川市小保、江頭新太郎社長)と共同で開発したもの。同法人の理事を務める賀村研社長が経営する障がい者就労支援事業の㈱カムラック(福岡市)の事業所ですでに採用されており、障がいを持つ利用者の声を反映しながら左右の両サイドに設けた遮蔽板によりプライバシーと集中環境を両立させるデザインとして開発したことから「カムラックモデル」として展開する。デスクは幅80㎝、奥行き60㎝、天板までの高さ70㎝(遮蔽板ありで130㎝)で、折り畳み時は幅が12㎝となる。約8㎏と軽量のため簡単に移動できる点や使用後は折りたたんで収納できるのが特徴。定価は3万2780円(税込み)で、新宮CoCoスクエア限定の特別価格として1万9800円(同)で販売。災害時の臨時コールセンターや、在宅ワーク・教育現場など、一時的なワークスペースとして幅広く活用を見込んでいる。
同団体は2008年1月に一般団体として発足、09年に一般社団法人に改組。経営相談やビジネスモデルの構築、販路開拓、従業員研修など中小企業の経営支援を手掛ける。

