「健康づくり優良事業所」に認定　九州空調

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週刊経済2025年11月12日発行号

ハラスメントセミナーなどに参加

業務用空調機器の設計、施工、メンテナンスの㈱九州空調（福岡市東区多々良２丁目、原和彦社長）は１０月１日付で、全国健康保険協会福岡支部が運営する「健康づくり優良事業所」ゴールドに認定された。

従業員への検診・保健指導などの実施と、健康宣言を通じた職場における健康づくりの取り組みが特に優良だと認められたことによるもの。同社が認定されたゴールドは事業主以外の被保険者が１人以上いることや「ふくおか健康づくり団体・事業所宣言」、健康保険委員の登録などの７つを認定要件としていることに加え、生活習慣病予防健診の受診率が８０％以上、特定保健指導の利用率が５０％以上といった４つの項目を満たすことが要件。九州空調では、メンタルヘルス対策として粕屋町商工会主催のハラスメントセミナーの受講、人間ドッグや骨密度検査の受診促進並びに費用負担制度を整えていることなどが評価された。

同社では「セミナーは全社員で受講しているほか、血管年齢測定器の使用、季節の健康レシピの回覧などを通して社員の健康づくりを支えている」と話している。

同社は１９６６年９月設立。資本金２千万円。従業員１４人。決算期は３月。