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福岡―花巻・仙台線を新規就航 フジドリームエアラインズ


週刊経済2025年11月12日発行号

10月26日から

国内物流大手・鈴与グループで地域航空会社の㈱フジドリームエアラインズ(静岡市清水区、本田俊介社長)は10月26日、福岡―花巻・仙台線を新規就航した。

九州と東北を結ぶ同社の定期路線では初めて。福岡―花巻線は1日1往復2便、同―仙台線は1日2往復4便。運航ダイヤは福岡発午後1時30分~花巻着同3時25分。花巻発午後1時55分発~福岡着同4時20分。福岡発午前9時発~仙台着同10時50分、午後2時10分発~同4時着。仙台発午前11時20分発~福岡午後1時55分着、午後4時半~同6時45分着。使用機材はエンブラエル170型機(座席数76席)、同175型機(同84席)。日本航空とコードシェア(共同運航)便を設定している。

同社は2009年7月から定期運送を開始。福岡からは新千歳、新潟、松本、静岡、名古屋(小牧)間に定期便を就航している。

同日、花巻線の就航に合わせ、福岡空港では就航記念式典があり、同社の森谷和生副社長、福岡国際空港㈱の田川真司社長があいさつ。観光、ビジネス両面からの利用拡大に期待を寄せた。客室乗務員が乗客代表に花束を贈呈したほか、乗客全員に記念品が配られた。