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福岡市のDX普及促進事業業務を受託 さわやか倶楽部
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週刊経済2025年11月5日発行号
来年3月まで介護事業者を支援
東証スタンダード上場の㈱ウチヤマホールディングス子会社で介護、不動産、カラオケ、飲食事業を手掛ける㈱さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)は9月30日、福岡市のDX普及促進事業業務を受託した。
介護業界の人材不足や離職率の上昇が課題になる中、DX導入による職員負担の軽減や離職防止、質の高い個別ケアの実現を福岡市内の介護事業者に提供していく。九州工業大学発ベンチャーで、介護分野に特化したDXコンサルティングの合同会社オートケア(同市若松区ひびきの、岸田隆之CEO)を代表構成員に、㈱フォーバル(東京都渋谷区、中島將典社長)と㈱さわやか倶楽部がコンソーシアムを構成し、福岡市の「DX普及促進事業業務委託」に参画し、最優秀提案者に選定された。事業では、10月から来年3月末まで、介護現場における生産性向上の取組促進を図る観点から、介護ロボットやICTなど導入後の継続的なテクノロジー活用を支援する制度「生産性向上体制推進加算」の取得支援と、ICT機器導入促進を軸にした支援を実施。オートケアが事業全体の統括、および個別相談、伴奏支援を担い、さわやか倶楽部が広報、SNS運用やサイト構築を通じて情報を発信するほか、フォーバルがIT機器管理サービスやコールセンターでの遠隔サポートを担当する。

