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1株を2株に株式分割 フロンティア
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週刊経済2025年11月5日発行号
今期末配当予想は5円増額の20円に
福証Qボード上場で、自動車用アクセサリー部品メーカーの㈱フロンティア(福岡市中央区天神2丁目、山田紀之社長)は10月14日、普通株式1株を2株に分割する株式分割の実施を取締役会で決議した。効力発生日は12月1日。
投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る狙い。11月30日を基準日とし、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式を分割。今回の実施で増加する株式数は69万4600株で、分割後の発行済株式数は138万9200株となる。発行可能株式総数は504万株。資本金の額に変更はない。また、同日に今期末の配当予想を修正。前回予想の15円から5円増配の20円とした。年間配当はすでに実施した中間配当金15円と合わせて、1株あたり35円となる見込み。この結果、前期実績の10円から25円増額となる。
同社は2002年に山口県周南市で「CARフロンティア山田」として創業、03年12月設立。資本金5763万円。従業員25人(23年11月末)。08年5月に現社名に変更し、14年7月に福岡支店(福岡市中央区天神2丁目)を開設。19年4月に本社を福岡に移し周南市の旧本社を山口支店とした。18年7月東京証券取引所「東京プロマーケット」上場(21年10月末廃止)、21年11月福岡証券取引所「Qボード」上場。

