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売上高は92億2300万円で増収 丸東産業中間期
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週刊経済2025年11月5日発行号
通期は増収減益見込む
包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、尾﨑太郎社長)の26年8月の中間決算は、売上高が前年同期比5・8%増の92億2300万円、経常利益が52・0%増の2億7千万円の増収増益だった。
営業面では、ストレスフリー「掴めるくん」、乾燥剤フリー「吸湿くん」といった機能包材や、環境対応品「MARUTOエコプロダクツ」、販売促進策「MARUTOパッケージプロモーション」などの提案活動を強化した。これらの高付加価値製品の提案が奏功し、昨年同期の減収から増収へと転換した。利益面では、昨年から課題となっていた原材料価格の高止まりに対し、継続的に取り組んできた価格改定が一定の成果を上げ、利益を確保した。また、コスト管理や生産プロセスの最適化も寄与した。この結果、半期の営業利益は88・1%増の1億9100万円、親会社株主に帰属する中間純利益は46・4%増の2億2800万円となった。
通期では、売上高が前年同期比4・2%増の188億円、経常利益は同15・0%減の4億6500万円、親会社株主に帰属する当期純利益は19・9%増の3億5500万円で、増収減益を見込んでいる。

