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相続金、退職金の定期預金取り扱い開始 筑後信用金庫


週刊経済2025年10月29日発行号

2027年3月末まで

筑後信用金庫(久留米市東町、丸山裕一理事長)は10月1日、相続金の定期預金サービス「ちくしん相続定期預金」と、退職金の定期預金サービス「ちくしん退職祝定期預金」の取り扱いを開始した。

資産運用などのニーズに応えるもの。「ちくしん相続定期預金」は、相続で現預金(不動産換金代金や有価証券を除く)を受け取った個人、個人事業主が対象。商品の種類はスーパー定期預金、スーパー定期300で、預金金額は一口100万円以上1千万円未満。預入期間は1年と3年で、適応金利は1年が年0・55%、3年が年0・7%。取扱期間は2027年3月31日までで、募集総額30億円に達した場合は終了する。「ちくしん退職祝定期預金」は、退職後2年以内の個人が対象。商品の種類はスーパー定期、スーパー定期300で、預金金額は一口1万円以上1千万円未満。預入期間は3年で、適応金利は年0・5%。取扱期間は2027年3月31日までで、募集総額30億円に達した場合は終了する。

同金庫では「今後も時代に合わせた商品拡充、サービス向上に努めたい」と話している。