米国ナスダック市場に上場　リーフラス

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週刊経済2025年10月29日発行号

１０月９日付

各種スポーツスクールの運営受託、スポーツイベント企画のリーフラス㈱（福岡市博多区博多駅前３丁目、伊藤清隆社長）は１０月９日、米国Nasdaq Capital Marketに米国預託証券（ＡＤＳ）をティッカーシンボル「ＬＦＳ」で上場した。

今回の新規株式公開では、１ＡＤＳあたり４ドルの公募価格で１２５万株の米国預託証券（ＡＤＳ）を発行。これにより、同社は総額５百万ドル（引受割引および発行費用控除前）の資金を調達。調達資金の使途については、スポーツスクール事業およびソーシャル事業の市場シェア拡大のための正社員人材への投資や、スポーツスクール事業の拡大（スポーツ施設の確保、スクールアシスタントのパートタイム雇用含む）、ソーシャル事業の拡大（ソーシャル事業のパートタイム雇用含む）などを予定している。

同社は全国でサッカー、野球、バスケ、陸上などのスクールを展開しており、会員数は７万人。部活動の地域移行を支援する部活動支援事業では、公立の小中学校を中心に３４７校、１７０２の部活動と契約。名古屋市の公立中学校１１１校の週末における施設管理業務を受託するなど、地域の実情に応じた多様な形で事業領域を広げている。上場を機に国内外のスポーツスクールのほか、教育・福祉分野でのＭ＆Ａとグローバル展開を加速させていく。

同社は２００１年８月設立、資本金１億２６００万円（資本準備金含む）、従業員数は３７１８人。売上高は１０３億６９７８万円（２０２４年１２月期）。