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双十節レセプションに約400人 台北駐福岡経済文化弁事処
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週刊経済2025年10月15日発行号
来賓に熊本県の木村知事ら
台湾の総領事館に相当する台北駐福岡経済文化弁事処(福岡市中央区桜坂3丁目、陳銘俊総領事)は10月3日、同区天神2丁目のソラリア西鉄ホテル福岡で双十節レセプションを開いた。
1911年10月10日に建国した中華民国の成立を祝うレセプションとして毎年実施されているもの。114年にあたる今回は、台湾と交流の深い九州・山口の政財界トップら約400人が出席した。就任から4年目を迎えた陳総領事は、TSMCの熊本進出や九州・山口と台湾の自治体との友好姉妹締結が着実に増加していることなどに触れながら、「台湾と九州・山口は家族そのもの。お互いに背中を任せられる強固な信頼関係で結ばれている」とした上で、「今後も交流拡大の輪を広げていきたい」と述べた。来賓では熊本県の木村敬知事、日華議員懇談会事務局長で衆院熊本1区選出の木原稔元防衛相、九州経済連合会の麻生泰名誉会長が登壇し、祝辞を述べた。その後、自民党元幹事長の山崎拓氏の乾杯で祝宴に入り、会場では参加者同士が交流を深めていた。

