芦屋町産の乾燥赤しそを発売　ゼロプラス

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週刊経済2025年10月8日発行号

独自手法で製造

通販サイト「朝ごはん本舗」を運営する㈱ゼロプラス（遠賀郡芦屋町山鹿、須河内美紀社長）は９月１日、芦屋町産の乾燥赤しそ「サクッと！赤しそ」を発売した。

梅干しづくりの過程で生まれる赤しそを余すことなく活用したいという思いから自社開発したもの。梅酢と塩でじっくりと揉み込み漬け込んだ後に独自の製法で空気をまとわせるようにほぐし長時間乾燥させて製造しており、ご飯にかけたりおやつのようにそのまま食られるほか、材料を混ぜてオリジナルソースとしての活用、肉・魚料理やサラダにかけるなどアレンジも可能。ポリフェノールやクエン酸、ロスマリン酸、ミネラルなど栄養も豊富に含まれているという。通販サイト「朝ごはん本舗」で販売しており、レギュラーサイズ２０ｇが３５７円（税込み）、お得用５０ｇが６９８円（同）。須河内社長は「同商品や乾燥梅干しなどの自社商品を国内外の展示会に出展予定。梅や赤しそのすばらしさを世界に広めたい」と話している。

同社は２０１２年５月に設立。資本金は３００万円。従業員数５人。自社通販サイト「朝ごはん本舗」では、持ち運びできる乾燥梅干し「パリパリ梅」や梅味の味付けをした海苔「のりのり梅」などオリジナル商品や九州産の厳選した食材を使用した商品を取り扱っている。