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M&A取引に係る金銭等の信託保全サービス 三好スマイル信託
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週刊経済2025年10月8日発行号
決済の確実性高めリスク軽減
三好不動産グループの管理型信託業、三好スマイル信託㈱(福岡市中央区天神2丁目、水町圭孝社長)は、中小企業を中心としたM&A取引の安全性向上と円滑化を目的とした「M&A取引に係る金銭等の信託保全サービス」の取り扱いを9月から開始した。
近年、事業承継や経営戦略の一環として中小企業のM&Aが増加しているが、譲渡代金の不確実性や契約後の偶発的な損害賠償などのリスクもあることから、そうした不安を持つ顧客のニーズに応えたもの。サービスは、買主と売主が合意したM&Aの譲渡代金等を、中立的な第三者である同社が信託で保全するもので、決済の確実性を高め、取引にかかる双方のリスクを軽減できるという。
同社では「このサービスでは、M&A取引の専門家と連携しながら契約内容に基づき正確な金銭の管理と決済を実行する。また、親会社である三好不動産の蓄積したノウハウでM&A後の不動産関連対応もスムーズかつ的確にできる。さらに信託会社である当社が直接サービスを提供することで外部に委託する場合と比較して大幅なコストダウンが実現可能」としている。

