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前月比0・09ポイント減の4・87% 三幸エステート福岡支店調べ
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週刊経済2025年10月8日発行号
9月の福岡市ビル空室率
三幸エステート㈱福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、中村竜治支店長)によると、9月の福岡市ビル空室率は前月比0・09ポイント減の4・87%となった。
規模別(※)では、大規模ビルが0・12ポイント減の5・33%、大型ビルは0・03ポイント増の3・53%、中型ビルは0・29ポイント減の4・65%、小型ビルが0・05ポイント増の5・81%。貸付面積に対する募集面積の割合を示す潜在空室率は0・01ポイント減の6・36%となった。同支店は「新築、築浅ビルを中心に移転拡張などによる空室消化が進んでいる。テナント移転に向けた動きは活発で、新築ビルの物件見学も増加傾向にある」と分析している。
中村支店長は「新築ビルを中心にサービスオフィスの拠点開設が増えており、内装工事を必要としない点などから比較的短期での利用や初期費用の削減、早期移転を求めるテナントからの需要が高まっている」と話している。
※大規模ビル=1フロア面積661㎡以上の物件、大型ビル=1フロア面積330~661㎡の物件、中型ビル=1フロア面積165~330㎡物件、小型ビル=1フロア面積66~165㎡の物件

