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東区香椎照葉に6千人収容の新アリーナ やずやグループ
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週刊経済2025年10月8日発行号
ライジングゼファーフクオカの本拠地に
健康補助食品の通信販売などを手掛けるやずやグループ(福岡市南区那の川1丁目、矢頭徹社長)は同市東区香椎照葉6丁目の複合商業施設「アイランドアイ」敷地内に6千人収容の新アリーナを建設する。着工は2026年8月、完成は28年12月を予定。
同グループは、19年からプロバスケットボール・Bリーグ2部(B2)のライジングゼファーフクオカの主要スポンサーを務めており、同チームの本拠地となる新アリーナは26年に新設される最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア」への参入に必要な基準の一つ「5千人以上の収容とVIP席を設置したアリーナ」をクリアする。新アリーナは同チームの練習拠点として活用する体育祭「ミライバ」隣に建設。建物は鉄骨造りの地上4階建て、延べ床面積は約1万4千㎡。バスケットボール興行時の座席数は約6千席。運営は、アイランドアイを共同運営するやずやグループとJLLリテールマネジメント㈱を予定。ライジングゼファーフクオカの試合開催やスポーツ大会、展示会、地域イベントなどに活用していく。投資額は非公表。開業は29年3月を目指している。今後、同チームはBリーグ・プレミア参入基準の「売上高12億円」と「シーズンの平均入場者数4千人」という基準を満たせば、最短で29年に始まるシーズンから参入することが可能となる。
やずやグループの中核会社㈱やずやは1977年1月設立。資本金は2千万円。

