東区箱崎に産後ケア施設　たかとり福祉会

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週刊経済2025年10月1日発行号

利用料は２千円

就労継続支援Ｂ型施設、障がい児通所支援事業の社会福祉法人たかとり福祉会（福岡市早良区西新５丁目、権藤光枝代表理事）は９月１６日、同市東区箱崎２丁目に産後ケア施設を開業した。

福岡市と委託契約を締結したもので、母子の心身のケアや育児をサポートし、安心して子育てができる支援体制の確保を目的とする。施設名は「産後ケア　ありすの家」。場所はＪＲ箱崎九大前駅の南東側。施設面積は７７・５６㎡。スタッフは３人。日帰りでの施設利用で乳房手当や乳房トラブルなど産婦の母体管理やケア、乳児のケア、離乳食に関する相談など育児に関する指導を実施する。利用対象者は福岡市内に住民登録がある生後１年未満の乳児およびその母親。１日３組の定員制で、開所は月曜日～土曜日。開所時間は午前１０時～午後４時。利用料は２千円。関連会社の㈱Ｂｒａｎｃｈｅｓ（同市博多区祇園町、権藤光枝社長）が運営する施設所属で、精神科を経験した助産師による産後の心のケアなど同社との連携を図る。

同法人は２００４年９月設立。従業員は１８人。